冬になると出やすい「冬季うつ」の症状!予防のために知っておきたい栄養と食事

料理

1.冬季うつ症状はセロトニン欠乏による

冬になると「気持ちの落ち込み」「憂鬱」「体のだるさ」を感じる人が多いのではないでしょうか。私も以前は「なぜ冬になると気分が落ち込むのだろう?」と疑問に思って暮らしていました。

この冬になると気分が落ち込むことについて先日チェックしたサイトに以下の記事があったのでご紹介します。

冬に出やすいうつ症状 「気持ちの落ち込み」「抑うつ」「体のだるさ」…予防につなげるために食べておきたいもの | ヨミドクター(読売新聞)
 食事で取る栄養は、心の健康維持にも影響を及ぼします。寒い時期は、冬季うつ病(季節性感情障害)など、メンタルの不調を招きやすいと言われています。予防のために、どのようなものを食べるとよいのか、国立病院機構東京病院(東京都清瀬市)の栄養管理室長、阿部裕二さんに尋ねました。(聞き手・利根川昌紀)  カギを握るセロトニン ―...

以下は引用です。

これは日光を浴びる時間が減ることで脳内のメラトニン分泌が遅れて睡眠層が後退してしまい、リズムが後ろにずれることで心身に影響が出ると言われています。

さらに

皮膚では、紫外線からビタミンDが作られますが、このビタミンDはセロトニンの合成に必要になります。このため冬季は日照時間が短くなりますから、ビタミンDが低下してセロトニンレベルは低くなります。

日本海側の豪雪地域では日照時間が短いのでさらにセロトニンレベルが低くなるでしょう。ではどうしたら冬のうつ症状予防をしたらよいのか?

記事では食べ物での予防を進めています。

2.うつ症状の予防に食べたい栄養

記事では、心を安定させるといわれるセロトニン。このセロトニンの元にあるのがトリプトファン。他にビタミンB6、ビタミンD、EPA・DHAなどの栄養素を含む食材をとることで冬のうつ症状予防になるとのこと。

トリプトファン・・・・肉、魚、大豆製品、牛乳、乳製品、バナナ

ビタミンB6・・・・・赤身の肉、鶏、魚、ブロッコリー、バナナ、納豆

ビタミンD・・・・・キノコ類、魚

EPA・DHA・・・・・青魚

以上の食材をまとめて食べるおすすめは鍋だそう。肉や魚、豆腐、きのこ類と他にも野菜もたっぷり食べられる鍋はカラダの芯まで温まるので冬にぴったり。

3.うつ症状予防に鍋がおすすめ

記事ではうつ症状予防の栄養素を1度に食べられるの鍋を勧めています。鍋には肉or魚、豆腐、椎茸が定番で白菜、ねぎと野菜もたっぷりとれて簡単。

1.魚の鍋

左は鮭鍋。塩鮭、豆腐、椎茸、春菊を入れて。右は鱈の味噌鍋。鱈、椎茸、鶏団子を入れて。

2.肉の鍋

左は鶏団子の味噌鍋。ひじき、人参を混ぜ込んだ鶏団子と舞茸、豆腐、長ねぎを入れて。左も鶏団子の塩鍋。鶏団子、豆腐、しめじ、長ねぎ、わかめを入れて。

3.海外では食品にビタミンDを入れている

ビタミンD不足を補うために米国、カナダ、インド、フィンランドなどの海外諸国では、国民のビタミンD濃度を高めるために食品にビタミンDを入れる政策が行われているそうです。

https://www.jikei.ac.jp/hospital/kashiwa/sinryo/40_02w7.html

普段の食生活においてもビタミンDを取る人が少ないといわれている日本人。日本においても食品にビタミンDを入れるなどの政策が必要な時がきているのではないでしょうか。

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