シニアの二人ごはん 骨粗しょう症予防にカルシウム豊富なスキムミルクを

料理

1.スキムミルクの栄養

スキムミルクは脱脂粉乳とも呼ばれ、生乳や牛乳から脂肪分と水分を取り除き、粉状にしたものです。

※J-milkから引用

上の表から牛乳とスキムミルク液(スキムミルク10g+水90g)を比べてみると、カルシウムは同等ですが、エネルギーは約半分、脂質においては1/3になっています。

牛乳よりヘルシーでありながらカルシウムは牛乳と同じ。ダイエット中の人や牛乳が苦手な人に使いやすいでしょう。

2.スキムミルクを使った料理を紹介

1.味付け使う

スキムミルクを水で溶かしてから味噌汁の仕上げに入れるとまろやかな味噌汁に。味噌とスキムミルクの相性がよいので使っています。

ポテトサラダを作る時にマッシュにしたポテトに入れるとねっとりしてマヨネーズの酸味を抑えて食べやすくなります。

2.調味料や衣に混ぜて

ロールキャベツを煮込む時に使うトマト(缶詰)の酸味を和らげるためにスキムミルク大さじ1杯を入れています。トマト味がまろやかで食べやすくなります。

フライの衣を作る時に卵液にもスキムミルクを大さじ1杯入れるとトロミがついてパン粉が付きやすくなります。ただ入れすぎると焦げやすくなるので注意が必要。

3.和え物に加えて

ほうれん草と人参の白和えは豆腐にスキムミルクを加えて濃厚な味わいに。

ゴマ味噌だれにスキムミルクを入れると味噌の風味が柔らかく美味しさアップになります。

4.デザートにかけて

レンチンしたさつまいもに牛乳とスキムミルクを加えてレンチンしたミルクタレと和えて。

フルーツ白玉は牛乳とスキムミルクに少しの砂糖を加えて冷やしたシロップをかけて。

3.チョイ足しでスキムミルクのある生活

スキムミルクは脂肪分が少なくサラサラとした粉状なので、調味料に馴染みやすく味をまろやかにし食べやすくなりますし、お子様、塩分を控えめにしたい人、牛乳が苦手な人におすすめです。

また、日持ちがするので牛乳の買い忘れた時、暖かい飲み物が欲しい時にいつでも使えて便利。シチューやそのまま牛乳の代わりに飲む人も多いでしょう。

私は「さぁスキムミルクを使って何かを作るぞ!」と身構えるのではなく、味噌汁、胡麻和え、白和え、揚げ物の衣にとチョイ足しで使っていると1袋もあっという間に使い切ってしまいます。

骨には欠かせないカルシウム。スキムミルクのある生活をこれからも送っていきたいと思っています。

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