シニアの二人ごはん 骨粗しょう症予防に鮭中骨水煮缶をすすめるワケ

料理

1.鮭中骨水煮缶とは

スーパーの缶詰コーナーに並ぶ鮭中骨水煮缶。1缶100円~200円ほどで購入できる比較的手ごろな缶詰です。

鮭中骨水煮缶は、秋鮭漁シーズンに獲れた新鮮な鮭を3枚卸しにした時にできる中骨と中落ち肉を食塩のみで旨みを閉じ込め水煮にした、とってもシンプルな缶詰。

また、中骨や中落ち肉をムダに捨てることなく、缶詰として再利用したエコ商品といってもいいでしょう。エコ商品の鮭中骨水煮缶は実は優れた缶詰として人気があります。

なぜ人気があるのか?おすすめの理由をご紹介します。

2.鮭中骨水煮缶がおすすめの理由

1.カルシウムとビタミンDの両方がとれる

鮭中骨水煮缶には1缶あたりの内容量が150g。注目したいのがカルシウム、DHA、EPAが多く含まれているという点です。

特にカルシウムが1缶当たり1,202㎎。シニア女性の1日のカルシウムは国がすすめる摂取量が650㎎。1缶で十分にカルシウムがとれることになります。

他に血液をサラサラにする効果が期待できるDHA、EPAも豊富にふくまれているのもシニアにとって嬉しい缶詰ではないでしょうか。

缶に記載はありませんが、鮭にはカルシウムを定着させる栄養素ビタミンDが多く含まれていているので、鮭中骨水煮缶の1缶だけでカルシウムとビタミンDの両方を摂ることができ、骨粗しょう症予防に取り入れたい食品のひとつになります。

2.味がシンプルでアレンジしやすい

缶のフタを開けてみると、うすい塩味の汁がたっぷり入って鮭をおおっています。鮭中骨水煮缶の中身は鮭の皮、身、骨が入っていて、箸で砕けるくらいのホロホロ状態です。

水煮の名の通り、すこしの塩分と水だけのシンプルな味付け。あっさりした味わいと子どもでも食べやすい柔らかい骨と身で、このままご飯のおかずとして食べても美味しいです。

塩だけのシンプルな味付けなので色々なお料理にアレンジしやすいのもメリット。

3.備蓄用缶詰におすすめ

鮭中骨水煮缶は、万人受けするうすい塩分と鮭の味わいが凝縮されていています。

また、骨が口の中に入れたとたんホロホロと砕けるほど柔らかいのも特徴。お年寄りから子どもまで食べやすいので備蓄用缶詰としてもおすすめです。

3.鮭中骨水煮缶を使った料理

1.鮭中骨水煮缶と白菜のグラタン

鮭中骨水煮缶の旨味と牛乳をたっぷりすわせてチーズで焼いたもの。1缶丸ごと使って栄養を逃がさないのでグラタンはおすすめです。

2.鮭中骨水煮缶のおろし和え

軽く水分を切った鮭中骨水煮に大根おろしで和えたもの。シンプルなおかずですが飽きがこないのがよく、時にすりおろした生姜などアレンジしながら楽しんでいます。

塩分を気をつけている人、ご飯のおかずに1品欲しい時に。

4.鮭の中骨水煮缶をもっと料理に使いたい

数ある魚の缶詰の中でもカルシウム、ビタミンD、DPA、EHAが多く含まれ、骨粗しょう症予防に適した鮭中骨水煮缶。

日々の料理作りでカルシウム、ビタミンDを摂り入れるには魚や野菜の組み合わせが必要になってきます。その点鮭中骨水煮缶は日持ちもしますし、1缶で骨を強くするので手軽に使えて便利といえるでしょう。

私は使い始めたばかりなので、もっとレシピを増やしていきたいと思っています。

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