1.60代夏バテ予防にリコピンたっぷりのトマトを食べよう
夏が近づいてくると今年も暑い日が続くのか気になります。暑さが続くとつい麺類など喉ごしの良い食べものになりがちで夏バテになることも。
夏バテ予防に効果があるといわれているトマト。6月に入るとそろそろトマトが店頭に並び始めます。
そんなトマトの栄養で知られているのがリコピン。
リコピンには身体の酸化を防いでくれるβカロテンが2倍以上も含まれていて、夏バテや紫外線から身体を守ってくれるという。
そこで夏バテの予防にトマトのリコピンを効率よく体内に摂り入れられるトマトソースを作ってみました。
2.リコピンたっぷりのトマトソースを作ろう
1.トマトを炒める
【材料】
トマト・・・・・・・4~5個
ニンニク・・・・・・1片
オリーブオイル・・・大さじ1
塩・・・・・・・・・小さじ1/2
【下準備】
トマトの皮を湯むきしてざく切りにする
ニンニクをみじん切りにする
鍋にオリーブオイルを熱しニンニクを炒め、ざく切りにしたトマトを鍋にいれ、トマトにオリーブオイルが回ったら塩を入れて炒める。
2.トマトを煮詰める
しばらく炒めているとトマトから水分が出てフツフツと煮たって灰汁が浮いてきます。灰汁を取りながらさらに煮詰めていきます。
3.トマトソースの完成
トマトの水分が蒸発し鍋底が見えてくると完成です。
4.トマトソースを冷凍
完成したトマトソースは冷蔵ですと2~3日ぐらいで食べ切るようにしています。食べたい時に使えて日持ちもするので大量に作った時は小分けにして冷凍に。
ニンニクの香りや塩味はほんのりしますが、缶詰やレトルトのトマトソースほど強くはなく、料理に使う時に邪魔をしないので使い方の自由度がアップするのも嬉しいです。
3.リコピンが濃縮されたトマトソース
完熟したトマト2個を使ってトマトソースにするとどれくらい濃縮するのか重さを計ってみました。
完熟トマト2個の重さは662gでトマトソースにして煮詰めると210gでした。およそ1/3にまでに濃縮されたのです。
トマトに含まれるリコピンは熱に強く加熱による損失がほとんどないといわれているので、抗酸化作用が強く夏バテを予防にトマトソースを作っておきたいものです。
4.トマトソースを使った料理
1.ミートソースパスタ
夏野菜のアスパラ、茄子、豚ひき肉を炒めてトマトソースでパスタを作ってみました。うす味のミートソースで私好みの味に。濃厚な味が好みならトマトケチャップを足してみるのもよいでしょう。
2.鶏団子とアスパラとコーンのトマト煮込み
をミキサーでミンチにした鶏団子にとうもろしとアスパラをトマトソースで煮込んだ料理。コクを出すために少量のケチャップを足して。
3.お惣菜にトマトソースを
ハンバーグにトマトソースをかけて
夏野菜のズッキーニをトマトソースで煮て
トマトソースにホワイトソースを足してカジキマグロにマイルドなソース仕立てに
5.夏バテ予防は身近な食べ物から
旬の野菜はその時が一番栄養価が高く身体に必要な栄養素がたっぷり含まれているといわれています。
夏野菜はキュウリ、ナス、トマト、ピーマン、オクラ、トウモロコシ、ニラ、カボチャ、ズッキーニ、ゴーヤなどには、水分、カリウム、ビタミン類、βカロテンなどが含まれ、夏の暑さで弱った身体に元気を与えてくれる栄養素がいっぱい。
特に夏野菜の中でも身近なトマトは生はビタミンCが多く摂れますし、煮込んでソースにするとリコピンが豊富になるメリットがあります。
生のトマトは多くは食べられなくても、ソースにすると生より多く口にできるのでおすすめです。トマトが手に入ったらトマトソースを作って暑い夏を乗り切りましょう。
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