1.おせちを卒業した理由
明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。
シニアの皆さんは毎年おせちを作っていますか?それともお取り寄せでしょうか?
上記の写真は2年前の私の手作りおせちです。私は毎年おせちを手作りしていましたが、老夫婦2人では食べきれなくて飽きてくるとアレンジしながら食べ尽くすことを繰り返してきました。
せっかく作ったおせちを食べ尽くすためだけの目的にアレンジするのはどうなの?飽きたけど食べないともったいないから?
これって生産者の方に失礼じゃないかしら?このようなジレンマを抱えていました。
それと、2023年から続く物価の高騰。特におせち作りに欠かせない食材は高価なものばかりで年金生活の我が家を直撃。
そこで思い切って「おせちを卒業」することにしました。
2.おせちを卒業した3つのメリット
1.罪悪感なし
高額食材を使ったおせちを捨てるなんてもったいない。おせちが残ったらどうしよう?おせちのアレンジレシピを探さないと!
まだおせちが出来上がっていないうちからあれこれと悩んでいました。
そしておせちを卒業した今年は罪悪感を抱くことなく冷蔵庫にあるもので作る手軽さ。何より残ったおせちのアレンジを考えなくてよいので気持ちがすっきり!
2.経済的負担
物価高騰でおせちに使う食材は昨年よりも1.5倍以上の価格に。おせちには、いくら、海老、牛肉など高級食材を使うので年金生活の我が家ではかなりの負担になります。
私はおせちに高額の食材を使うくらいなら普段の食生活を充実させるために使いたい。これが本音です。
家のある食材を工夫して並べるだけでもお正月の雰囲気を出せるので経済的負担は軽くなりました。
3.体力
おせちに使う食材の種類と量は普段の食生活と比べるとかなりの量。買い出しに出かけても調味料、根菜類が重くて持ち帰るのさえ億劫になってきました。
また、おせちを作るには1日ではできません。出汁を取るところから始まる下準備から本格的な味付けまで2~3日前からキッチンに立ち続けるのは正直しんどくなっていたのです。
3.おせちは冷蔵庫にあるものでシンプルに
今回の内容は、なます、黒豆、たたきごぼう、ゆり根、栗きんとん、お赤飯です。
黒豆と栗は秋に作った時に一部を冷凍しておいたもので、手作りは、なます、たたきごぼう、ゆり根だけ。お赤飯はレトルトを使用。
冷蔵庫にある食材でシンプルな我が家のおせちの完成です。
おせちには無病息災・五穀豊穣の願いがこめられた日本の食文化ですが、多様化した時代におせちの文化も変わりつつあっても良いのではと思っています。
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