1.冬至に柚子湯に入る
江戸時代には銭湯では冬至に柚子を入れる習慣があり、今でも12月に入ると柚子が店頭に並び始め各家庭で柚子のお風呂で1年の疲れを癒している人は多いのではないでしょうか。
冬至に柚子湯に入るのは、運を呼び込む前に体を清めるという意味があり、柚子は実るまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められています。
2.さら湯と柚子湯の保温効果の違い
さら湯と柚子湯の保温効果の違いについて東京ガス都市生活研究所が調べたところ
柚子を浮かべた湯と、何も入れていない「さら湯」にそれぞれ10分間、入浴した後の皮膚の温度を比較したところ、柚子湯の方が1・5度ほど高く、湯上がり後50分が経過した後も高い保温効果が続くことがわかりました。
皮に含まれる成分が持つ血行促進作用によるものだと考えられ、皮膚の角質を膜で覆ってしっとりさせる保湿効果もあるとのことです。
今年の冬至(2024年12月21日)は柚子湯に入って体の芯まで温まりたいですね。
冬至に入る柚子湯 何も入れない「さら湯」と比べて温浴効果は?…推奨される柚子湯の作り方 | ヨミドクター(読売新聞)
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