定年後の夫へのモヤモヤを解消! 夫の言葉を深読みしない!

夫婦

1.夫の言葉にイライラ

夫が現役時代、休日私が外出の準備をしていると夫が「その服いつ買ったの?」「どこにでかけるの?僕のお昼ご飯は?」と聞いてきてくることに私は腹立たしさを隠せませんでした。

なぜなら夫の言葉ひとつひとつに私はこのような深読みをしていたからです。

夫「「その服いつ買ったの?」に対して

→私の深読み「バーゲンで安物を買ったんじゃないの?と言いたいんでしょ」

夫「どこにでかるの?僕のお昼ご飯は?」に対して

→私の深読み「よく出かけるよなぁ。女子会ランチ?ところで僕のお昼ご飯は用意してあるよね!って言いたいんでしょ」

当時は夫が私に対してイヤミを言っているのだと判断。

夫の定年後は毎日のようにあれこれ聞かれるのかと思うと絶望しかありませんでした。

2.夫は確認したいだけ

そんな時手にしたのがこの本。人工知能研究者の黒川伊保子著「夫のトリセツ」です。

夫婦の対話で気をつけることは夫の言葉の裏読みをしない。意地悪な夫が皮肉で言ったとしても気にせず「そうよ」と爽やかにやり過ごせばいい。中略

同じく黒川伊保子著「60歳のトリセツ」には

男性の脳は自分の縄張りに、見慣れないものがあったら、即、確認しないと危ない。

男性の脳の回路には目に入ったものは確認することが埋め込まれているそうで、裏読みしないことが夫婦円満の秘訣とか。

そこで、夫が聞いてきたことに簡単に答えて反応を見てみることにしました。

3.深読みしないは正解だった

定年後は思った通り何かあると聞いてくる夫。2つの事例をご紹介します。

■楽天から届いた靴の箱を開けていたら■

夫「その靴いつ買ったの?」

私「1週間前にネットで買ったの」

夫「あぁそっ!」

■久しぶりにママ友とランチに行く準備をしていたら■

夫「どこにでかるの?僕のお昼ご飯は?」

私「ママ友とランチ。お昼は冷凍庫にある冷食でも食べて~」

夫「わかった!」

夫が聞いてきたことを簡単に返事した私。それに対して夫はそっけない返事が返ってきただけ。

黒川伊保子さんのおっしゃるように夫は「確認したかっただけ」で、私の深読みは空振りという結果に。

最近ではこんな風に軽く返事をして終わり。

夫が「洗濯はいつするの?」と聞いてきたので

私は「もう少し洗濯物がたまってからよ~」と返事。

夫「ふ~ん」と。

よくよく考えてみると、夫は口数が少なく皮肉を言う人ではないので、深読みする必要なんて全くなかった。夫の質問に正直に答えるだけでよかったのです。

勝手に深読みしてイライラする私の姿は夫には奇異に見えていたでしょうね。裏読みのストレスが解消されたのも黒川伊保子氏のご著書があったからこそ。

黒川氏には感謝しかありません。

コメント