1.孫を預かる時の夫婦の分担
訳があって長女の双子の女児(生後5か月修正月齢)を預かることに。今までにも長女の子どもを預かったり、里帰り出産を手伝った経験がありましたが双子の育児は初めて。
不安はありましたが「乳飲み子なんだからミルク、お風呂、着替えなら僕も手伝えるよ」と夫からの提案で預かることを決めました。
【夫の分担】
ミルクを与える
お風呂に入れる
泣いたらあやす
起きている時の見守り
【私の分担】
ミルクを作る
ミルクを与える
着替え
洗濯
日常の分担は、それまでと同様に夫には食後の後片付け、リビングの掃除、買い物はしてもらっていますし、私は食事の準備、お風呂、トイレ、洗面所の掃除をしています。
2.孫の子守りでも家事分担3つのメリット
1.カラダの負担が軽減
乳飲み子とはいえ双子の体重はそれぞれ7kgほどあり、抱っこやお風呂場への移動、泣いた時にあやすのは60代では重労働。
夫と私で手分けをして面倒を見ることでカラダへの負担が軽減しました。
夫が孫をみてくれている間は安心して食事作りや洗濯に専念できるので助かっています。
2.孫の世話について話し合える
一緒に孫の世話をしていると夫も経験値がアップしてきて「ミルクの時間間隔が短いから少なめの量でいいんじゃない?」とか「汗疹が心配だからエアコンの温度設定を変更してみよう」と提案してくれます。
また、未熟児で生まれた双子の孫は朝と夜にお薬を飲ませることになっていますが、うっかり忘れそうになった時も「お薬忘れないでね」と声をかけてくれるなど夫婦で協力しあえるのも私の安心につながっています。
3.男性目線での育児
孫とはいえ「自分の子どもではないから何かあったら娘とお婿さんに申し訳ない」との思いが私の頭をよぎり、とても神経質になっていました。
ところが夫は「抱っこして欲しい時、お腹が空いている時の泣き声が違うだろう」「熱もないし、ミルクもちゃんと飲んでいるんだから大丈夫」と孫への目線がゆったり。
また、夫が孫を抱いた時の懐が深いためか、泣いていた孫たちはピタリと泣き止み微笑みを浮かべるほどです。
3.孫を預かる時も家事分担の威力を発揮
孫を預かることは私にとって子育てを再開したようなもの。ただし違うのは年齢。60代になると若い頃とは違って体力の衰えが著しく双子の世話など到底無理だったでしょう。
しかし、思いに反して実現したのは普段から夫が家事をルーティーン化し、身に着けていてくれたからに他なりません。
老後の家事分担は、夫婦だけでなく娘のサポートができ結果として家族が笑顔で過ごせたことはメリットのひとつといえるでしょう。
今はただ積極的に家事をこなしながら双子の孫の世話までしてくれた夫に感謝しかありません。
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