【老後の家事分担】孫の子守りは夫に任せてなぜ妻は趣味のコンサートへ行けたのか?

夫婦
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1.双子の孫の子守りは突然に

趣味のコンサートのチケットを購入しその日を楽しみにしていたところ、長女夫婦がダウンしたとの知らせが。

長女夫婦には4人の子どもがおり、そのうち2人の女児は双子で生後7ヶ月の乳飲み子。そこで急遽長女夫婦が回復するまで双子の女児を預かることになったのです。

頭を悩ませたのが私のコンサート行きをどうするか?コンサート会場への往復と実演時間を合わせると少なくても5時間は必要。

夕方から夜にかけて夫ひとりで双子の世話は無理だろうとの思いから今回のコンサートはあきらめる予定でいました。

ところが夫から「コンサート行くでしょ。ず~と楽しみにしていたのだから行っておいで。双子は僕が世話をするから心配しないで」と。

予想もしなかった夫の言葉に嬉しさよりも夫に双子を預ける不安の方大きく「いいわよ。今回はあきらめるから」と言うと「いや。行っておいで。チケットをムダにしないで」と。

そこまで勧めてくれるならと思い切って出かけることにしました。

2.双子の世話をした夫

コンサートから帰宅するとスヤスヤと眠りについた孫の顔を見てホッとすると同時に夫は疲れた顔も見せず「ふたりともお利口にしていたから手がかからなかったよ」と。

孫二人分のミルク、着替え、寝かしつけをするのは大変だったはず。私を安心させるための言葉だったのでしょう。

二人の孫の世話を引き受けてくれたこと、コンサート行きを勧めてくれた夫に感謝しかありりません。

にちに長女に「お父さん1人で孫の子守りをしたよ」と伝えたら「えぇ。お父さんがひとりで!」と驚いていました。

3.なぜ夫が双子の孫の子守りができたか?

私は二人の娘の子育ての経験はありましたが、双子は初めてで夫の協力なしでは世話はできませんでした。

そこで、ミルクの作り方や飲ませ方、哺乳瓶の消毒の方法、おむつの取り換えまで、夫には手とり足取り教えながら私と一緒に双子の世話をすることに。

夫は、回数を重ねていくうちに子守りのコツをつかみ「ミルクの時間は4時間後くらいかな」「ミルクを飲ませてからお風呂に入れよう」と積極的になり自信も生まれたようでした。

この自信が私の背中を押してくれたと思っています。

家事の分担と同じで「夫にできるはずがない」と思い込むのではなく一緒にやってみる。

最初は手とり足取り教えて手間がかかっても、いずれお互いに頼れる存在になることを実感したしだいです。

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