【老後の家事分担】夫の家事分担が妻にとって必要な覚悟とは?

夫婦

1.妻のたった1つの覚悟は忍耐だった

夫に家事を分担してもらって4年が経過し現在も家事を頑張ってくれる夫に感謝しかありません。

ただ、ここまでくるには妻の私にも思考のシフトチェンジが必要でした。

それは忍耐。私を待ち受けていた忍耐は以下の3つでした。

1.自分と比べる

夫の「家事を分担するから教えて!」と気軽な返事に当時の私は夫は家事をすぐにマスターするものだ思い込んでいました。

ところが当然ながら教えた通りに、つまり私と同じ仕上がりにはなっていません。

当たり前ですよね。私は35年以上の家事のキャリアがあるのに対して夫は家事一年生です。つい「ここキレイになってないよ!」「私が教えた通りにやってよね!」と自分と比べてしまったのです。

今となっては教える私にも問題があったと反省してます。

2.夫の後始末

食器を洗えば皿を割る。掃除をすれば部屋の隅にホコリが残っている。ポケットに入っているティッシュも一緒に洗濯してしまう。

家事のイレギュラーが起こるたびに私もイライラをグッと堪えて一緒に後始末に参加することに。自分では穏やかな性格だと思っていたものの夫の後始末が続くとイライラがつのるようになってきました。

3.妻の堪忍袋

夫の家事の後始末も回数が重なるとうんざり。いつになったら覚えてくるの?とイライラはMaxに。

「もう家事の分担は無理かも?」と匙を投げそうになったことがありました。要は私がじっと見守り、自分の堪忍袋を切らさないよう感情のコントロールが必要だったのです。

2.夫の家事能力は時間が味方してくれる

私は結婚当初から家事が得意ではありませんでした。

5枚セットの皿は割ってしまい1枚しか残っていないし、揚げ物をして火傷をしたことも数回。ポケットの中身を調べずにティッシュを一緒に洗ってしまったことは数え切れず・・・・。

一方で夫は40年以上の社会人としての経験があります。

失敗しながらも次第に家事の効率化を考えPDCAを回すようになり完成度がアップ。私は自分の過去を棚に上げて夫の家事の不出来にイライラすることはなかった。

振り返ってみると、夫の家事を私がおおらかに見守り信じて、時間が味方してくれるのを待つことが家事の分担を成功させる1つであったと言えます。

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