これから定年を迎える夫たちへ!夫を支えてきた妻を労ってほしい

夫婦

1.夫を支え続けきた妻たち

これから定年を迎える夫の妻たちは結婚を機に家庭に入り専業主婦として家事に子育てに多くの時間を使ってきたのではないでしょうか。

朝は朝食の準備とお弁当を作り、クリーニングからかえってきた背広、アイロンをかけたワイシャツを用意し、磨いておいた靴を玄関に並べる。

夜は温かい夕食を準備し、お風呂を沸かし、洗いざらしの下着とパジャマを用意。

義両親や親戚とのおつきあい、夏休みの旅行の企画、年末年始は家族で義実家への帰省の準備。

子育てにおいては、子どもの成長を見守りつつ学校行事、PTA役員、進学のあれこれ。

さらに子どもの手がかからなくなると、家計を助けるために働き始め、時間や責任の重さの違いはあれど共働きをしながら毎日フル稼働で家庭を回してきた。

夫が企業戦士となって日々大変な仕事をしていることを妻は理解しているから自分のことは顧みず家事、子育て、仕事をこなしてきたのです。

夫が仕事にまい進できたのも妻の支えがあった証明だと思うのです。

2.夫たちよ!定年の日は妻を労う日と心得よ

定年の日の当日、夫たちは職場からもらった花束やプレゼントを抱え上機嫌で帰宅することでしょう。そして、けなげな妻たちは夫の好きなご馳走を用意して待っているはず。

記念すべき定年の日に帰宅したら何はさておき妻を労ってほしい。「今日無事定年を迎えました。これもひとえに長年君が僕を支えてくれたおかげ。感謝しています。ありがとう」と。

言葉にして言うのが照れくさいならの簡単な一文を手紙を事前に用意して当日渡してもいい。

花一輪。帰宅途中の花屋で買うことぐらいはできるでしょう。

もらった妻は夫が理解してくれたことの嬉しさでどんなに喜ぶか。

夫から夫婦での旅行やディナーの計画を提案すれば夫婦の会話弾むというもの。

大事なのは定年の日に妻を労うことは、すなわち第二の人生において良好な夫婦関係を築ける第一歩になるということ。

3.第二の人生は夫婦関係をどう築くか

定年前は夫は仕事、妻は家事、子育て、仕事と、目指すベクトルの方向性が違っていました。しかし定年後は第二の人生を夫婦共に歩んでいかなければなりません。

例えていうなら二人乗りの自転車を一緒に漕いでいくことになるのです。お互いを尊重しながら残りの人生を悔いなく生きていく。

その第一歩が記念すべき定年の日ではないでしょうか。

夫たちは定年後は新しい仕事にチャレンジしたい、好きな趣味を存分に楽しみたいと夢を描いているかもしれませんが、その前に妻に労いの言葉をかけてからでも遅くはないと私は思います。

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