1.意外にもカルシウムを多く含む厚揚げ
1.牛乳と厚揚げのカルシム含有量
3年前に右手首を骨折してからカルシウムが多くとれる食品を食べるようにしてきました。ではカルシウムが多くとれる食品には何があるのでしょうか?
農林水産省のカルシウムが多くとれる食品を表にしているのを見てみると、牛乳よりも厚揚げの方がカルシウムが多く含まれていました。
そこで私は日々の食事に厚揚げをとり入れてきたので厚揚げを使った料理をいくつかご紹介します。
なお、厚揚げにはカルシウム以外に良質のたんぱく質、大豆イソフラボンなどが含まれていますが、今回はカルシウムを重視した内容となっています。
2.厚揚げを使った料理
1.チーズ焼き
左は、厚揚げのミートソースチーズ焼きです。厚揚げを薄く切った上にミートソースと上にチーズをのせて蒸し焼きに。濃厚のミートソース、チーズが厚揚げを洋風の味に仕立ても目先が変わって美味しいです。
右は、両面を軽く焼いた厚揚げにチーズをのせたもの。厚揚げとチーズのWでカルシウムがとれるのはお得感がありますね。
2.炒める
厚揚げは炒め物でも持ち味を発揮してくれます。
左は、スライスした長ねぎと厚揚げを卵で炒めたもの。卵の甘みが厚揚げを包んでくれてふんわり食べやすいので食欲のない時にもおすすめです。
右は、角切りにした厚揚げ、みじん切りにした豚ひき肉、玉ねぎを炒めて味噌味で味付けした味噌炒め。たっぷりの野菜が食べられてご飯がすすむ1品です。
3.あんかけ
左は、厚揚げを生姜味で煮てあんかけにし桜えびを散らしたもの。厚揚げと桜えびのWカルシウムで。
右は、同じく生姜味で煮た厚揚げにえのきであんかけに。きのこ類にはビタミンDが含まれ、カルシウムを骨に吸収させる働きがあるとか。
厚揚げとえのきで骨粗しょう症予防対策におすすめです。
4.野菜たっぷりの甘酢炒めと麻婆豆腐風に
厚揚げは副菜のイメージですが、肉や野菜と一緒に使うと立派なメインの料理になります。
左は、厚揚げ、パプリカ、れんこん、しめじ、豚ひき肉で甘酢炒めでさっぱり味に。
右は、同じく厚揚げ、ニラ、玉ねぎ、ニンニク、パプリカでご飯がすすむ麻婆豆腐風に。
カルシウムたっぷりの厚揚げと野菜と一緒に食べられので一皿で栄養をたくさん取れるのも魅力的です。
5.厚揚げを冷凍保存
残った厚揚げはラップにくるんで冷凍しています。だいたい6~7時間くらいで冷凍でき、解凍は常温で5分ぐらいで包丁が入りやすくなります。
サイコロに切ってみると断面に「す」が入っているのがわかります。この「す」があることで調味料が浸み込みやすく柔らかな食感に。
冷凍した厚揚げは調味料が染み込みやすい煮物に適しています。十分に汁を吸わせて美味しい厚揚げの煮物に。
4.厚揚げでヴァリエーション豊かな食卓に
厚揚げのメリットは、カルシウム、大豆イソフラボンなど栄養価が高いことですが、私が厚揚げを使っている理由は使いやすさとヴァリエーション豊富な料理が作れることです。
油で揚げた時に付く薄い衣が味がからみやすく短時間でしみ込みやすいので使い勝手がよいこと。
また、豆腐よりも濃厚な味わいの厚揚げですが、生姜や酢を使ってさっぱり味に、味噌や豆板醤を使って濃厚な味に、また季節の野菜を使ってメインの料理にと厚揚げはヴァリエーション豊富な料理を作れるところが魅力です。
牛乳が苦手な人、乳糖不耐症の人には厚揚げでカルシウムがとれるのでおすすめです。
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