【老後の家事分担 】家事の分担をしてわかった夫の3つの得意技

夫婦

1.日用品の値動きと在庫管理

定年後の夫は私と家事の分担をしていて食後の後片付けもそのひとつ。

夫は毎日食後の後片付けをしているなかで次第に台所用洗剤、スポンジ、布巾にこだわりを持つようになってきました。

スーパーのチラシやネットの口コミをチェックしたり購入して比較したり、毎日自分が使うものだけに安くて使いやすいものを追求したいのでしょう。

今ではトイレットペーパー、洗濯用洗剤、柔軟剤、ラップ、ゴミ袋など、我が家で使うあらゆる日用品の在庫と値段をチェックしエクセルで管理するようになりました。

ある日夫が「スーパーの○○日はトイレ用洗剤とガラスクリーナーが特売だから買うね」「台所と洗濯用洗剤は業務用が割安だからネットで購入したよ。明日届くから」と。

まさか夫の口から主婦の日常会話が出てくるとは思ってもみませんでした。

業務用の洗剤はボディーが大きくて場所をとるのが気になったけれど口は出さずに任せることにしています。

2.土鍋でご飯が炊ける

キッチンの断捨離をしていたら、棚の奥から2合炊きの黒い土鍋が新品の状態で発見。

炊飯器でしかご飯が炊けない私は、土鍋に挑戦しましたがあえなく挫折。処分するのに困って棚の奥にしまい込んでいたものでした。

ゴミの日だそうとしたら夫が「土鍋あったんだね」と。

私は「土鍋でご飯を炊けないから処分しようと思って」と言ったら「昔、鍋でご飯炊いたことあるから土鍋でご飯を炊いてもいい?」と。

まさか!夫が土鍋でご飯を炊くなんて。

話を聞いてみると実家が商売をしていたので義母が忙しい時は夫が代わりに鍋でご飯を炊いていたのだとか。

早速、土鍋でご飯を炊いてもらうことにしました。ちょっと固めでしたが美味しく炊きあがってびっくり。

昔のカンを取り戻すまで少し時間はかかりましたが安いお米でも土鍋で炊いたご飯は格別に惜しかったです。

3.ゴミの分別

家事の分担で夫にはゴミの分別も任せることにしました。とはいえ、ゴミの種類を分けて曜日に出せばいいだけ。

2024年4月二女が出産のため里帰りすることが決まったある日、夫は「二女と赤ちゃんのために1部屋使わせてあげよう。ついては断捨離してスッキリさせよう」と。

我が家には古くなった布団、ステンレス製のハンガーと粗大ゴミがあったので、里帰り出産を機会に処分しようというのです。

夫のそれからの行動が早く、市のゴミに関するホームページでチェックし、わからないことは直接電話をして聞いたり。

布団は粗大(有料)ゴミとして出すことになっているけれど、ゴミ袋に入るなら燃えるゴミ(無料)に出せることが判明。

粗大ごみに出すステンレス製のハンガーに必要なシールをコンビニへ買いに行ったり。着々ゴミの処分に向けて行動を移していったのです。

今では日常のゴミを減らすために外から必要のないものは持ち込まない、過剰包装は遠慮するようになった夫に驚くばかりです。

4.家事分担は夫の意外な一面を

30年以上も生活を共にしてきて夫のことは知っているつもりでした。

しかし家事の分担を始めて夫に得意技があることに驚くとともに意外な一面を発見した喜びを感じています。

得意技は会社員生活の中で培ってきたスキルやノウハウを家事に応用している部分もあるのでしょう。また、日々トライ&エラーを繰り返しながら得意技を自分のものにしていったのかもしれません。

いずれにせよ家事は死に至るまで永遠に続くもの。夫婦共に補い合ってこなしてけたらと思っています。

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