定年後の夫へのモヤモヤを解消!妻の個室を作った理由と3つのメリット

夫婦

1.個室を作った1番の理由

 

夫が退職した3年前、私が最初に起こした行動は自分の個室を作ることでした。

なぜなら、夫の干渉から離れて私が一人でくつろぐ場所が必要だっだからです。

夫はモラハラでやパワハラをする人ではありませんし、離婚を考えるほど夫婦仲が悪いわけでもない。

ただ狭いリビングで長く過ごせば、私の行動が夫の目に入り干渉されているかのようで落ち着かなかい。何かにつけてお互いをダメ出ししかねい。

ストレスがMAXになることは、これまでの結婚生活でわかっていました。

老後の夫婦関係を穏やかお互いににストレスを少なくするには、まずは私自身が夫の目の届かない場所で過ごすこと。

それが私自身が老後を健やかに過ごすために必要だと思ったからです。

2.個室を作った3つのメリット

私の個室を作って3年が経過した今、3つのメリットについてご紹介します。

1.カスタマイズできる

夫が使っていた6畳の部屋を断捨離して(夫からは了解済み)私専用の部屋にしました。

結婚して約40年、子ども部屋や夫専用の部屋はあっても私専用の個室は初めて。

パソコン、本、CDなどを持ち込み、好きな花を飾ったり、エアコンの設定温度など自分好みのレイアウトにでき、今までにない満足感を得られたのは大きなメリットでした。

あれから3年余りが過ぎ今でも私は自分の部屋で好きな本を読んだり、音楽を聴いたりと自分の世界を楽しんでいます。

個室で過ごす時間は、午後2時くらいから夕飯まで、夕食後は2時間ほどがルーティン化しています。

2.お互いの不機嫌をスルーできる

毎日一緒に過ごしていればお互いに不機嫌になることもあります。

夫の不機嫌が私であれば話し合いが必要ですが、夫の不機嫌が政治、応援しているスポーツ選手の不出来、マンションの管理人の対応など、他者が原因の場合は私は自分の部屋で好きなことをするようにしています。

私に関係のないことで夫の不機嫌のオーラを浴びる必要はない。私の機嫌を夫の不機嫌で左右されたくない。

もちろん私自身が不機嫌だなと思った時も同様で自分の部屋に引きこもります。

最近では「自分の機嫌は自分で治す」「不機嫌は罪である」とも言われています。

夫とはいえ他人の不機嫌を治すことは私にはできませんし、残念ながら私自身も自分の不機嫌をすぐに直せるほど人間ができていません。

気分転換を図るには個室と時間が必要で、夫婦関係を良好にするには必要な場所だと思っています。

3.お互いを干渉しないのが暗黙のルール

人間には誰しも「これ以上はあまり近づかないで欲しい」と考える物理的な「テリトリー」が存在し、このテリトリーをパーソナルスペースというそう。

私が個室を持ち始めて3年が経過した今、暗黙のルールとしてお互いを干渉しなくなってきました。

当初は何かと理由をつけて夫は私の部屋に顔を出してきましたが、今では特別な用事がない限り来なくなりました。

夫自身もこのパーソナルスペースが心地よいことを体感したのではないかと思っています。

3.個室とコミュニケーションの両立

長年連れ添った夫とはいえ他人ですから、丸っきり顔を合わせなければお互いの存在を必要としなくなり家庭内別居から離婚になってしまうでしょう。

私は1日中個室にいるわけではなく夫との時間も大切にしています。

食事は時間は一緒に食べながら「これ美味しいね」「こういう味付けもいいね」と会話をし、夫の好きなスポーツや私の好きな海外ドラマを一緒に観ながらあーだこーだと盛り上がることも。

私は、夫が赤の他人だからこそ、一緒に健やかに暮らしていきたい相手だからこそ、気遣いが重要だと考えています。

以上、私が個室を作った理由と3つのメリットについてご紹介してきました。

老後を夫婦そろって健やかに穏やかに暮らしていきたい。これが私の願いです。

その1歩として私の個室を作ったことはお互いのために良かったと実感しています。

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