【老後の家事分担 】夫に家事を教える3つのコツ

夫婦

1.夫に家事を教える時は子どもに教えるように

本格的な家事をしたことのない夫。何の家事ならできそうかを話し合い、まずは食後の後片付けをしてもらうことにしました。

最初に食器の洗い方を子どもに教えるようにゆっくりと手とり足取り教えました。

食後は食器についた汚れをふき取り、キッチン用スポンジに洗剤を漬けて泡立てから食器を洗う、洗剤をゆすいだ後は布巾で食器を拭いて食器棚にしまう。

1回目は夫のそばで洗い方を見守りましたが、2回目以降は夫に任せることにしました。

なぜなら子どもと違って社会経験がある大人ですから、失敗から学び自分流にカスタマイズしながら慣れていくと思ったからです。

食器洗いを初めて3年を経過した現在ではルーティン化し当たり前のようにこなしてくれていますし、キッチン用洗剤やスポンジは好みがあるようで夫自身が購入するようになっています。

2.夫が家事でミスをしてもおおらかに見守る

夫にとって家事は未知の世界。当然失敗があります。

ある時夫が食器を洗っていたキッチンからガチャーンという音が。手がすべって皿を割ってしまったのです。

こんな時昔の私だったら「えぇ!そのお皿高かったのよ!もういいわ。私が洗うから」と言っていたでしょう。こんな言葉を投げかけられたら夫だってヤル気を失ってしまいます。

今の私は「大丈夫?ケガしなかった?割れたお皿は一緒に片付けましょう」と声をかけます。お皿よりも夫の身体を心配していることを言葉にして伝えるところが大事。

誰だってミスはあるもの。私だって毎日小さな失敗の繰り返しなのに、夫の失敗に目くじらを立てていたら夫婦関係は悪化するでしょう。

夫から「もう食器洗わない」と言われたら老後の家事分担は夢となってしまいます。

夫婦お互い様と思っておおらかに見守るようにしています。

3.家事をしたことに感謝の言葉を伝える

年齢を重ねても褒められれば嬉しいものです。

家事を分担して3年になりますが、今でも夫の家事には必ず「ありがとう」と言葉で伝えています。長年連れ添った夫とはいえ口で言わないと伝わりません。

全く性格の違う私たち夫婦に以心伝心なんてないのです。

例えば、ゴミ捨てをしたら「ありがとう。ゴミ袋重かったでしょう」食後の後片付けをしたら「ありがとうキッチンが綺麗になったわね」と、ありがとうの後にプラスαの言葉を添えています。

夫からは微笑みが見て取れまんざらでもない様子。

「人は感謝されると自分には価値があると感じ、認められたら満足感が得られる」と聞いたことがあります。

感謝の気持ちを口に出して伝えることの大切さを家事の分担を通して学んだひとつでした。

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