1.14か月(1年2ヶ月)で12kgのダイエットと血液検査の数値
ダイエットを始めたのは、2021年は11月に腹壁ヘルニアの手術、12月28日に右手首の骨折をしたこと、かねてから血液検査の結果が悪く医師から「このままでは寿命が短いよ」と言われていたのがきっかけでした。
2021年11月の腹壁ヘルニアの手術前の体重が69.6kgだったのが、2023年3月の健康診断での体重は57.2kg。
ダイエットを始めた2021年12月~2023年2月の約14か月で12kgの超スローペースのダイエットに成功しました。
日付 | 体重 |
2021年12月 | 69.6 |
2022年3月 | 57.2 |
以下の表は2020年体重が69kgだった頃の血液検査の数値と57kgになった時の血液検査の数値。
2020年当時体重が70kgあった頃に医師から「Hマークがある数値はダイエットをすれば、すべて基準値にもどりますよ」とアドバイスを受けていたものです。
写真では見ずらいので数値が基準値になった項目を表にまとめました。
検査項目 (基準値) | 2020/6/6 | 2023/2/3 |
尿酸 (2.5~7.0) | 7.3 | 4.5 |
中性脂肪 (35~149) | 165 | 88 |
GOT (10~40) | 42 | 15 |
GPT (5~45) | 70 | 12 |
LD (115~245) | 251 | 178 |
γ‐GT (45以下) | 61 | 14 |
血糖 (70~109) | 154 | 98 |
HbA1c (4.6~6.2) | 6.2 | 5.4 |
アドバイスはその通り体重が57kgになってからの血液検査はすべて「基準値」に。
医師からは「よく頑張りましたね。これからも体重の維持に努めてください」と励ましの言葉を頂きました。
過去に2度ほど過激なダイエットでリバウンドを経験した私は、今回は人生最後のダイエットと位置づけ、焦らずゆっくり体重を落とすことにしたのでスローペースとなったのです。
2.私流の超スローダイエットでやったこと
1.食事の見直し
私は、ただ食事の量を減らすだけのダイエットはいずれ元の体重に戻るリバウンドを経験。ダイエットができたら終わりではなく、その体重を継続しなければ減量した意味がありません。
そこで今回は食事の量を減らさずに食事の質の向上に努めることにしました。
偉そうに質の向上といっても、日々の食事にいろいろな種類の野菜をとり入れるだけのこと。
減らしたのはどんぶり飯だったご飯を80gにし、おかずはタンパク質、食物繊維、カルシウム、ビタミンDなどを含む野菜や魚、旬の果物を積極的に取り入れるようにしました。
食事作りが苦手でジャンクフード、袋菓子、ケーキ、スーパーの総菜、コンビニ弁当に頼りがちだった食生活を少しづつ変えていったのです。
娘たちが同居していた頃は、好きなメニューを作っていましたが、夫婦2人になると面倒な食事作りを避けていたせいかキッチンに立つことすらイヤでした。
しかし、毎日少しづつ料理の数やメニューの幅を広げるうちにキッチンに立つことにも「慣れ」て「今日は何をつくろうかな」と楽しみにさえなってきたのです。
2.甘いものを制限せずに月イチで手作り
甘いものは買えばすぐに手に入り、満足しなければまた購入するというループにはまりがち。全く食べないのもストレスになり爆食いすることに。
そこで、月イチでスイーツを手作りすることにしました。手作りの良さは何といっても甘さを控えめにしカロリーダウンを自分で出来ること。スイーツによっては甘みを控えると出来栄えに影響が出るものもありますが、私は影響がないものを選んで作るようにしています。
自分で作った満足感とあま~いスイーツは今では私の恒例行事のようになっています。
手作りは失敗もありますし、めげることもありましたが「次はどうしたら上手に作れるだろう」と頭をひねりながらも成功した時は子どものように嬉しいものです。
3.ダイエットは少しづつ気長にすすめる
雑誌やSNSで「2か月で10kg痩せる方法」のメッセジーを見ると2か月なら頑張れるかも!と思いがち。私もたった2ヶ月なら・・・と挑戦しましたが見事に2回のリバウンド。
さらにリバウンド後は元の体重よりも重くなっていました。
2021年12月に右手首の骨折した時整形外科で骨密度を測定してもらったところ、低下していることがわかり医師から「最近急激なダイエットをしましたか?」と聞かれました。
医師によると50代から女性ホルモンの低下により女性は骨密度が減ってくること。急激なダイエットは骨密度が減る傾向にあるとのこと。
私の年代になると「骨密度の低下→骨折→寝たきり」の流れが心配になってきます。年金生活の私にあるのはたっぷりの時間。
時間を味方に健やかな老後の生活を維持するために今の食生活を続けていきたいと思っています。
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