1.なぜ60代でダイエットを成功させたいのか?
ダイエット前の2021年までの私は健康体ではありませんでした。
当時(2021年)の私は身長156㎝、体重72kgでBMIは30で肥満度1。
2021年11月には腹壁ヘルニアの手術、12月は右手首の骨折。人間ドックでは内臓の数値が悪く医師から「このままの数値では人生短いよ」と言われる始末。
過去に2度のダイエットでリバウンドを経験した私は、これらの出来事をきっかけに人生最後のダイエットと位置づけし成功させたい理由を明確にしました。
それは「老後はやりたいことに挑戦し健やかに生きる」です。
そしてBMI25未満、普通体重にすることを目標に掲げました。
体重の数値目標は60kg以下で60kg以下になるとBMI25未満になります。
BMI25未満、普通体重に目標設定したのは、統計学、医学において病気にかかりにくい数値といわれているのが理由です。
やり残したこと、挑戦したかったけどできなかったことも含めて実践するには健康な身体でなければなりません。
昔の私は「細くなって綺麗になりたい。細身の洋服が着れるようになりたい」という漠然とした理由でダイエットをしていましたが、今回はダイエットをする理由を明確にし目標を設定することでダイエットに対する自覚が芽生えたように思います。
2.ダイエットをするために実践した3つのこと
1.食事の見直し
ダイエットで実践したことは「食事の見直し」です。それは、過去2回のダイエットの経験で体重を落とすのに1番効果があったのが食事だったからです。
当時は闇雲に食事の量を減らし、毎日測る体重の数値に一喜一憂し、あげくの果てにはリバウンドしましたが、食事に効果があることだけは体験していました。
そこで今回はただ食事の量を減らすのではなく「肉、魚、野菜、果物をきちんと食事を摂る」こと。いわゆる「食べて痩せる」ことを実行することにしたのです。
2.スローダイエット
急激なダイエットでリバウンドを経験した私。もう2度とリバウンドをしたくはないとの強い思いから1ヶ月で1~2kgの減量を目標にしました。
2022年1月の69kgからダイエットを開始し、2023年3月にはマイナス12㎏の57kgになり
BMI23.42、普通体重の目標を達成しました。
2023年12月現在もリバウンドせずに体重を維持し続けています。
1年2か月(14か月)をかけて12㎏のダイエットはスローダイエットといえるのではないでしょうか。
時間だけはたっぷりある年金生活の私はダイエットを焦る必要がありません。
ゆっくりと野菜たっぷりの食事に慣れることが大切と考え、最初は作り慣れた料理に野菜を1品プラスするところから始めたのが良かったのでしょう。
3.太る原因になる食べ物を家に持ち込まない
72kgだった頃の食生活は、自炊するのが億劫でジャンクフード、ドーナッツ、ポテトチップスなどの袋菓子、スーパーの総菜、外食(ステーキ、回転寿司、食べ放題)と味が濃く脂っぽいものを好んで食べていました。
今でもそうですが目に飛び込んでくる美味しいお菓子やジャンクフードは食べたくなります。なので太る原因となるものは買わない、家に持ち込まないことにしました。
面倒だった自炊も1品、また1品と野菜のおかずを増やしていくうちにキッチンに立つことにも慣れてくることに。
ただ、甘いものや外食も食べる楽しみのひとつ。厳格に食べないと決めるのではなく、お菓子はできるだけ手作りにし、外食は月に1回とすることでストレスを発散させるようにしました。
3.ダイエットで健康に目をむけるようになった
ダイエットを始めた頃は食事のことばかり考えていましたが、次第に食材の栄養から始まり運動、睡眠など疑問に思うことを調べたり本を読んだりと健康全般についても目を向けるようになってきのです。
これは自分でも思いがけない変化でした。
なぜなら体重が72kgの時の私は、自分の体重にコンプレックスを抱いていて健康というワードに目をつぶり現実逃避をしていたからです。
4.まとめ
60代主婦の私のダイエットについてご紹介してきました。
ある本に「健康でいることは家族や周りの人を幸せにすることだ」という一文を目にした時、ダイエットが最終目標なのではなく、ダイエットで健康な身体でいることが大事なのだということに気づきました。
身体の老化は避けて通れません。これからいろいろな病気になるかもしれませんが「あの時ダイエットしておけば」と後悔したくないのです。
60代はまだまだこれから。家族のために時間を使ってきたこれまでの人生から、自分のやりたいことに挑戦していたいと思っています。
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